Distance

解説5

楽曲解説5「spiral_session
今回の作品もドラム、ベース、キーボードのセッションにより生まれたものです。
編集的な手入れは特になく、録ったままのツルッとした状態が採用され
ています。
エレクトリックピアノに関しては、Logic Pro内にてディレイ処理しています。
セッション内容としては、エレピが持ち寄った循環コードに、ドラム、ベースがリズム付けと入った具合で、構成に関しては演奏者間のテンションによって変容させているため、いつまでも続く感が漂っております。
なお、このようなセッションを頻繁に行うため、他にも多く音源が存在します。

緻密に練られた構成や、メロディ、ブレイクなどを用いた楽曲制作ももちろん楽しいですが、
今回のような、ひたすら繰り返すことにより浮かび上がる「何となくな構成」「抽象的なメロディ」「演奏者間のもう一つのコミュニケーション」により成立する音楽も、
新鮮で、とてもおもしろいと思います。

soft:Logic
Pro
interface:Fast Track Ultra 8R
pc:MacBook MB467J/A Core 2
Duo/2.4GHz
etc:G&L electric bass、Studio Drum、Studio Electronic
Piano、SANSAMP BASS DRIVER D.I. 

■読んだ本
「ゲーム的リアリズムの誕生〜動物化するポストモダン
2〜」東浩紀著

■観た映像
バナナマン 「bananaman punch」

2010-07-11 | Posted in Distance | No Comments »
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